SKUとは商品を特定するために「英数字」・「 – (ハイフン)」「 _ (アンダーバー)」で組み合わせた自分の店舗内で管理するための認識番号です。
スーパーのレジで買い物する時に商品についているバーコード (JAN) とは異なり、自分の店舗で管理しやすいように考えて自分の店舗でつけていきます。
在庫管理で商品を特定するために使用するので他の商品と絶対重複してはいけません。
SKUの付け方で将来店舗を増やそうと思った時に、在庫の連携ができなかったりします。
また、SKUを一定の決まりでつけておくことで、売れたもの、アクセスされている物、在庫が残り続けている物など、分析がしやすい商品マスタとなります。
理想の形
【商品例】クエビコブランド パンツ 24年 1つ目 – ブラック – Sサイズ
ブランド名(2文字)
カテゴリ (2文字)
シーズン (2文字)
何個目 (4桁)
カラー (5文字以内)
サイズ (5文字以内)
と、文字数を決定し、区切りに - (ハイフン)を入れて20文字以内に収まるようにしています。
※20文字以内の方が連携できるツールが増えますが30文字以内を基準でネクストエンジン、ロジレスに対応が出来ます。

SKUは大きく2つの分類に別れています。
①商品を特定するID (URL)
②サイズ・カラー等選択肢
この2つを組み合わせて作成します。
URLの部分文字数は最大15文字以内がベスト
URLの部分はショップによっては指定する事が出来ない場合がありますが、基本形を考えておくことで、他のショップへの出品に困る事が無くなります。
サンプルは全体を20文字に抑えるために10文字にしていますが、最大でも15文字以内に抑えておくとよいです。
POSシステムは古くから存在しており、商品ID (URLに該当する部分) を15文字以内しか設定できない場合がありPOSとOMSが連携出来なくなる場合があります。
大文字と小文字どっちがいい?
SKUの見た目は大文字の方がカッコよく見えます。
ネクストエンジンなどのOMSとネットショップを連携させるときに
・大文字も小文字も同じものとして認識する
・大文字と小文字を別のものとして認識する
ショップによってそれぞれ異なります。
しかし、URLの表示は確実に小文字になるので小文字でしか登録が出来ないショップがあります。
その為、SKUも小文字に統一しておく方が良いです。
記号は 「 – (ハイフン)」か「 _ (アンダーバー)」か
記号は「 – 」ハイフン か 「 _ 」アンダーバー のどちらかしか使えません。
他の記号を使うと在庫連携の作業が困難になります。
ハイフンでよくあるのが、全角にしてしまったりカタカナで使うポークカレー とかの ー を使ってしまうなどはNGです。
ハイフン or アンダーバー どちらの方が良いか?と言うと
Excelで作業するにはアンダーバーの方が処理しやすいですが、在庫連携に関わる部分に アンダーバーを入力できないショップがあるので、SKUに区切りとして使うのは「 – 」ハイフンの方がショップの選択肢が広がります。
SKUの文字数は?
ネクストエンジン・ロジレスの場合は 30文字
クロスモールは 20文字以内となります
ここを基準に考えておくと、他のシステムを使う時も困る事が少ないと思います。
さいごに
どう言う運営をしていくのか
何処のショップを使うのか
運営する内容によっては必要とする部分も変わってきます。
SKUにブランドを入れておくと、そのブランドだけを調べる事が出来たり、そのシーズンだけが判ったり、どのカテゴリなのかが判ったり、SKUの決まりがきちんとできているほど、売り上げを伸ばす活動がしやすくなります。